デリヘルで働いている方の中には「別のお店の人からスカウトされた」という経験がある方も、いるのではないでしょうか。また、人によっては「デリヘル店を探すにあたって、スカウトを利用しようかな」と考えている人もいるかもしれません。

しかし、風俗のスカウトは一歩間違うと危険な目に遭う恐れがあります。また、スカウト行為は基本的に禁止されており、スカウトマンの逮捕事例もあるので注意してください。

当記事では、デリヘルのスカウトマンについてや、デリヘル探しにスカウトを利用するのはあまりおすすめできない理由をご紹介します。

風俗のスカウトマンとは、女性に対してデリヘル店などの風俗店を紹介してくる人のことを指します。デリヘル専門のスカウトは基本的にはおらず、キャバクラ、ソープランド、ヘルス、AVなど…夜のお店・ナイトワークを全般的に紹介するスカウトがほとんどです。

スカウトマンはスカウト会社に所属して活動していることが多く、お店に女性を紹介し、見事働き始めると、スカウトマンはお店から紹介報酬として、バックが入ります。

デリヘルなどの風俗店の場合、女性が稼いだ金額の10〜20%が、バックとしてスカウトマンに支払われ続けるケースが一般的です。他にも、継続して報酬が入るパターンだけでなく、単発的に報酬が支払われるケースもあります。

デリヘルや風俗店で勤務している人や、これから勤務を考えている人の中には、「スカウトを利用してお店に入りたいな」と思っている人もいるかもしれません。実際、スカウトを利用して上手くいけば、求人選びに時間をかける必要もありませんし、スカウトと仲良くなれば、仕事やプライベートの相談ができるような心強い存在になってくれるかもしれません。

しかし、以下の理由からスカウトを利用することを強くは推奨できません。

まず、路上でのスカウト行為は「迷惑防止条例違反」で禁止されており、違法です。また、路上ではなく、TwitterなどSNS上であっても、風俗業界の場合は「職業安定法違反」によりスカウト行為が禁止されています。

風俗業界は非常にグレーな業界なので、警察のさじ加減で逮捕につながるケースはしばしば見られます。スカウトされた側が罪を問われることは基本的にはないですが、違法行為に巻き込まれているのは事実なので、安易にスカウトに応じないようにしてください。

悪質なスカウトマンと出会ってしまった場合、以下のようなトラブルに巻き込まれてしまう恐れがあるので、注意してください。

風俗のスカウトマンの逮捕事例は少なくありません。女性側が逮捕されることは基本的に少ないものの、トラブルに巻き込まれる恐れがあるので、注意してください。

例えば、2022年5月には以下のようなニュースがありました。

引用：朝日新聞デジタル「ツイッター25アカウントで風俗勤務を勧誘か　スカウト容疑の男」/引用日/2022/09/26

近年では、路上スカウトの摘発逃れを目的として、SNSなど、ネット上でのスカウトが増えてきています。

この方も、「今よりもっと稼ぎたくないか？」「お金持ちのパパと知り合いたくないか？」「スカウトに話を聞いて欲しくはないか？」といったようなツイートをして女性を募り、最終的に