風俗店に個人情報を教える理由は?身バレ対策も合わせて解説
風俗店に個人情報を教える理由は?身バレ対策も合わせて解説
風俗店の面接では、住所や年齢などの個人情報を店側に伝える必要があります。店に自分の情報を伝えることで情報が漏洩し、身バレにつながらないかどうか不安に思う方もいるかもしれませんが、風俗店で働くために個人情報の共有は大切です。
当記事では、風俗店に個人情報を教えなければならない理由を解説します。さらに、身バレを防ぐ方法についても解説するため、風俗店で働くことに不安がある方は当記事をぜひ参考にしてください。
1.風俗店に個人情報を教えなければならない理由は?
風俗店で働く際には、面接などで個人情報を店側に伝えることが一般的です。風俗店で個人情報を確認するのは、悪用や流出をさせるためではなく、しっかりとした理由があります。
風俗店が個人情報を確認する主な理由を3つ紹介します。
1-1.風俗店で働けるか確認するため
風俗店で働けるのは、満18歳以上で、本籍地が確認できる人です。風俗営業等に一定のルールを定めている風営法では、キャバクラなどの風俗営業について、18歳未満の従業員に接客をさせることを禁止しています。
出典:e-GOV法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」
デリヘル店での接客サービスは、18歳未満の従業員が行うと児童福祉法の「淫行」にあたるため、児童福祉法違反でも処罰を受ける可能性があります。
18歳未満の女性を雇い、摘発や営業停止にならないよう、風俗店の面接では年齢や本名が確認できる身分証明書の提示が必要です。また、本籍地が確認できる身分証明書の提示を求められる場合があります。本籍を確認するのは、働く女性が日本人かどうかを確認し、外国人の不法就労や不法滞在を防ぐのが大きな目的です。
1-2.従業員名簿を作るため
風俗店では、風営法や労働基準法によって従業員名簿の作成や保管が義務付けられています。従業員名簿を用意してなかったり、内容に不備があったりすると、100万円以下の罰金を受ける可能性があります。
出典:e-GOV法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」
内閣府令で定められている従業員名簿の記載事項は以下の通りです。
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 採用年月日
- 退職年月日と退職理由
- 業務内容
従業員名簿に正確な情報を記載するためにも、面接時や採用時に免許証コピーなどの本人確認書類の提示を求められます。
1-3.身バレ対策をするため
風俗店では、従業員の女性が働きやすいようにさまざまな身バレ対策を行っています。具体的な身バレ対策としては以下が挙げられます。
- アリバイ会社の設置
多くの風俗店では、1つ以上のアリバイ会社を設置しています。アリバイ会社では、名刺や給与明細、源泉徴収票などの架空の書類を準備できるので、家族や知人に風俗店で働いているとバレにくいというメリットがあります。ただし、アリバイ会社から発行された書類は、住宅ローンなどの公的な審査書類としては使用できないため、注意が必要です。 - お客さんの顔を事前に確認できる
待合室に監視カメラを設置している風俗店も多くあります。中には、待合室にマジックミラーを設置している店もあり、接客相手の顔を確認することが可能です。 - HPやパネル写真の加工
現在では、ほとんどの風俗店で、HPやパネルに掲載する女性従業員の写真の加工を行っています。写真加工では、ホクロやシミなどを消すだけでなく、顔の輪郭や体型の修正もできるので、身バレ対策に効果的です。
アリバイ会社に関わる手続きをするためや、女の子にどの程度身バレ対策をすればよいのか判断するために個人情報を聞かれることがあります。昼職の仕事内容や恋人の有無などを伝えておくと、身バレ対策に力を入れてもらえるかもしれません。どうしても親や知人に風俗店勤務がバレたくないという方には、身バレ対策を適切に行っているお店を探しましょう。
2.風俗店から個人情報が流出する可能性はある?
違法な営業をしたり、暴力団が経営している店があったりするかもしれないと、風俗店に悪い印象を持っている方もいるかもしれません。現在では警察の取り締まりが強化されたのもあり、違法店や暴力団の営業店はほとんどなくなりました。多くの風俗店は法律を守って健全な営業をしており、個人情報を故意に流出させる店は、基本的にありません。
仮に風俗店側が従業員などの個人情報を売ったとしても、買取相場は少額です。売買利益よりも店への損失のほうが大きくなるため、わざわざ個人情報の流出をする店は少ないと考えられます。
従業員の個人情報流出の噂が広まると、店で働きたいという女性が減り、店の評価が下がることにつながるでしょう。さらに個人情報の管理がしっかりしていないと、お客さんに不信感を抱かせ、売上にも大きな影響が出る可能性があります。そのため従業員と同じくらいに、風俗店側も個人情報の流出が起こらないように気を配っています。
3.風俗で身バレを防ぐには?
風俗での身バレを防ぐには、店側だけでなく、自分自身でも仕事面、プライベート面でさまざまな対策を行うことが大切です。身バレ防止のために、気をつけたい内容を具体的に5つ紹介します。
3-1.プロフィールやSNS投稿に気を付ける
風俗店では、HPや店頭に女性のプロフィールを掲載する店が多くあります。プロフィールの内容によっては身バレするリスクが高まるため、しっかりとフェイクを入れることが重要です。プロフィールには、身長や誕生日、出身地、趣味などを掲載します。実際とは少し違う内容にすると、知人などに見られた場合でも、本人特定されにくくなります。
また、プライベートで使用しているSNSへの投稿内容にも注意が必要です。最近では、インスタグラムやTwitterなどのSNSに投稿している内容から、風俗嬢であることがバレてしまうケースが多くなっています。
3-2.お金の使い方を変えない
風俗店の従業員は、高収入を得られる仕事です。風俗店で働いていると、徐々に金銭感覚がずれてしまう人もいます。高級ブランド品を揃えたり、高級レストランなどで頻繁に食事をしたりとお金の使い方が派手になると、周りから詮索される場合があります。家族や親に不信感を抱かれると、身バレする可能性が高くなるため、注意しましょう。
3-3.働くエリアを考える
身バレを防ぐには、働くエリアを考えることが大切です。地元の風俗店で働くと、友達や職場の人が利用客として来店したり、風俗店に出入りしているのを見られたりと身バレの危険があります。店舗型風俗の場合は、地元や勤務先の近くの店は避けたほうがよいでしょう。
また、派遣型風俗の場合は、派遣NGエリアを事前に決められる店舗が多くあります。地元や勤務先など知人が多いエリアは、身バレしたくないので行けない旨を店側に相談すると、対応してもらえます。派遣型風俗の送迎時には、マスクやサングラスなどで、人特定できないような服装を心掛けることもポイントです。
3-4.仕事の話をしない
身バレしたくない方は、仕事の話を誰にもしないことが大切です。信頼している親友でも、酔った勢いで失言してしまい、風俗勤務が知人にバレるケースがあります。
また、友達との会話の中で風俗業界用語を使わないように注意しましょう。特に、失言しやすい業界用語は、「昼職」です。昼職は、一般企業で働くことを指す言葉です。普通に働いている人たちはわざわざ昼の仕事とは言わないので、昼職という言葉を使うと夜の仕事をしていると勘付かれる場合があります。
3-5.スマホの管理に気をつける
スマホを友人や家族に見られてしまい、身バレするケースは少なくありません。身バレ防止のためには、スマホやLINEにロックをかけておくことが大事です。また、風俗店HPに掲載する写メ日記用の写真を見られてバレる可能性もあるため、ロックできる写真保存アプリの使用をおすすめします。
仕事用のスマホがない場合、自身のスマホの位置情報がオフになっているかの確認が必要です。スマホには、紛失時にスマホが見つけられるように位置情報を記録する機能が付いています。風俗店までスマホを持参すると、位置情報で身バレするケースもあるので、位置情報はオフにしておくほうがよいでしょう。
まとめ
風俗店で面接を受けるとき、店の人に個人情報を確認されます。個人情報は従業員名簿の作成や風俗店で働ける人なのかを確認するためのもので、店側から情報が漏れることはそれほど心配しなくてもよいでしょう。
しかし、店側がきちんと情報管理をしていても、少しの油断で風俗で働いているとバレてしまうこともあります。身バレを防ぐには、スマホやお金・SNSの使い方を気を付けて不用意な発言を控えた上で、知り合いと鉢合わせしてしまいそうなエリアでの勤務は避けるなどの工夫が大切です。